1958年に台北市で創業した鼎泰豊(ディンタイフォン)。日本にも店舗があり、ニューヨークタイムズ紙「世界の人気レストラン10店」の1つに選ばれるなど、世界的にも名を馳せる台湾グルメの最高峰です。人気レストランの本場の味をリポートします。
鼎泰豊のアクセス・営業時間
アクセス
鼎泰豊へMRT淡水信義線、中和新蘆線「東門」駅出口5から徒歩で約3分、非常にアクセスのよいところにあります。
営業時間
- 平日 10:00~21:00
- 土日 9:00~21:00
料金は料理によって様々ですが、鼎泰豊の代名詞ともいえる小籠包は10個200元、5個100元となります。
小籠包界のトップランナー
鼎泰豊のメニューの魅力は何とも言っても小籠包です。
この小籠包の味が話題を呼び、台湾全土はたまた世界各国に支店を持つようになりました。
鼎泰豊の小籠包の特徴は、通常の小籠包と比べ、極めて皮が薄いことです。
薄いにも関わらず丈夫なため、中は肉汁で溢れているにも関わらず、簡単に破れたりしません。どうしたらこんなに薄くて上品な皮が作れるのでしょうか?
また、おいしい肉汁スープと薄い皮のコラボレーションがたまりません。
スープもとても澄んでいて、そして雑な味がしない、まさに小籠包界のトップランナーです。
もちろん、小籠包ばかりではなく、他の食べ物もすごく美味しいです。
中でもお勧めなのは乾麺で、特に本場四川風の担々麺が美味しいです。量もそんなに多くないので、小籠包と併せて食べるとよいでしょう。
熱いうちによく混ぜて食べると味と風味をより一層味わえます。
清潔な店内と高質な接客
鼎泰豊が素晴らしいのは料理だけではありません。
店内は、B級グルメのような雑然さはなく、木の家具を使用したシンプルで清潔感ある内装となっており、レストランで食事をしているようです。
ただし、通路や階段は狭いので、人と通り過ぎる場合は体を横にしないといけません。
接客のレベルはとても高く、全スタッフが、日本語を当たり前のように話すことができます。
台北の観光スポットやホテルでも日本語話せる人は多々おりますが、全てのスタッフが話せるのは驚きでした。
さらに、お茶を飲んだらすぐに入れてくれる専用のスタッフも居て、スタッフは常に笑顔で対応してくれます。
他にも空いた皿はすぐに片づけに来るなどのきくばり、配膳の速度など全ての面において高質な接客サービスを実施していて、ホテル並みの接客レベルなのではないかと感じました。
鼎泰豊は、台北だけでなく、世界レベルで高質な料理とサービスを提供していて、台北を訪れたらまず最初に食べに行きたいと思えるお店です。
そう思っている人がたくさんいるせいか、店は常に客の足が途絶えることはなく、食事時の昼間や夕方は長蛇の列を成しています。
行列を避けたい場合は、時間をずらすとよいでしょう。特に開店時間行くと並ばず入ることができます。開店時間も10時(土日9時)と少し早めで、遅めの朝食としても利用できますね。
台北を訪れる際はぜひ一度訪れて見てくださいね。
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