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着陸態勢から急上昇…危険を回避「ゴーアラウンド」とは

2020年東京オリンピック・パラリンピックの開催に伴い、各国から多数の国際線を受け入れるため、現在の東京・羽田空港の着陸進入経路を見直し、都心の上空を通過するようにすることで検討を進めています。

2018年10月現在、通常はまだ都心の上空をジェット旅客機が通過していくことはありません。しかし、時々品川や目黒、渋谷や新宿、池袋や多摩などで、都心の上空を低空飛行していく飛行機を見かけた方もいるのではないでしょうか。実はこの飛行機、「東京・羽田空港への着陸進入を何らかの理由で中止し上昇中」の飛行機なんです。

着陸をやり直す「ゴーアラウンド」なぜ起こる?

東京・羽田空港からゴーアラウンド後に都心上空を飛行した場合の経路

ゴーアラウンド(英:Go Around)は、日本語訳すると「着陸復行」となり、滑走路への進入や着陸を中断し、下降から上昇に転ずることを指します。一言で言えば「着陸をやり直す」行為に当たり、世界中のどの空港でも、どんな飛行機であっても起こりえます。

機内アナウンスで「当機は着陸態勢に入っていましたが、再び上昇しています。」と流れたら、それはゴーアラウンドです。通常の着陸であれば、降下を続けて滑走路までたどり着けば、あとは着陸してしまうだけなので、ゴーアラウンドは発生しません。

では、ゴーアラウンドはなぜ起こるのでしょうか?

次のページでは、ゴーアラウンドの起こる代表的な事例を6つ紹介していきます。

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