皆さんは、国内線の航空券をどのように購入していますか?格安航空券を購入するために知らないうちに損しているかもしれません。年に数十回飛行機に乗る学生が選ぶ、国内線格安航空券の正しい買い方をお伝えします!
ANA海外・国内ツアーでタイムセール実施中│2月18日まで格安航空券とは?格安航空券の種類とは?
格安航空券とは、正規運賃以外の航空券のことで、日付変更ができないなど様々な条件が付く代わりに格安で手に入れることができる航空券です。
航空券には、「正規運賃」「正規格安航空券」と「格安航空券」の二種類があります。
それぞれ、便利な場面、お得な場面に違いがあるので紹介します。
正規運賃とは
正規運賃は、路線ごとに決められた運賃制度のことで、航空会社間で共通運賃を設定されていることが多いです。
正規運賃のメリット
- 日時変更が無料もしくは格安
- 航空券の裏書(ANAのチケットでJALに搭乗する)などが可能
- マイレージが多くたまる
- (国際線)プレミアムエコノミーやビジネスクラスにアップグレードされる可能性が高いなど、イレギュラー的に優遇される
正規運賃のデメリット
- 運賃がかなり高額
正規格安航空券(PEX運賃)とは
PEX運賃、正規割引航空券とも呼ばれる正規格安航空券は、各航空会社が公式に打ち出している格安航空券のことです。
先得運賃(JAL)、旅割運賃(ANA)などの早割運賃や、特便割引(JAL)、特割(ANA)などの便・席数限定直前割引、身障者割引・スカイメイト(学割)などに代表される条件付き割引などがあり、条件が合えば格安で入手できるチケットです。
メリット
- 運賃が安い
- 100%ではないがマイルがたまることが多い
- チケットの入手先が航空会社なので安心
- 手数料を支払うことで払い戻せる場合がある
デメリット
- 購入が直前になると割引率が低い
- 便変更が有料
格安航空券
格安航空券は、団体割引や旅行会社に卸されたチケットなどを各旅行会社がバラ売りする形式のもので、株や為替のように、需給バランスによる価格変動が大きくなっています。
タイミングとしては2~3か月前が一番安くなると言われています。
格安航空券のメリット
- びっくりするほど安い航空券に出会えることがある
- 直前の購入でも割安
格安航空券のデメリット
(正規割引航空券と比較して)
- 必ずしも安くなるとは限らない
- マイレージが貯まらないことがある
国内線版 最安で航空券を手に入れる手段とは
格安航空券サイトは安くない?
基本的に、国内線の航空券で最安の運賃なのは「正規割引航空券」です。
格安航空券サイトの広告で「羽田~伊丹8,000円」などのものを見かけるかもしれません。この運賃は、実はANAやJALなどの公式サイトで購入する正規割引航空券となっています。
つまり、公式サイトで買っても同じ値段で買えるということ。
飛行機は高いものだというイメージを逆手に取った旅行会社のワナだという事なんです。
しかも、格安航空券サイトや旅行会社では一人片道1,000円程度の発券手数料が必要なので、多くの場合では公式サイトからの購入が一番安くなるということになります。
余談ですが、スターフライヤー、ソラシドエアなどは、羽田発着各路線が数千円からと、JALやANAよりもリーズナブルに、地域に密着したサービスを受けることができます。
九州・沖縄路線が便利なソラシドエアでは、14日前でも買える早割運賃を販売しています。
JALやANAの国内航空券も、公式サイトからの購入が最安となります。
ホテルも利用する場合はダイナミックパッケージもお得
ホテルと航空券をセットで予約できるダイナミックパッケージでは、安価に航空券を購入できることがあります。
正規の料金が決まっていないダイナミックパッケージでは、往復航空券よりもホテル込みのダイナミックパッケージのほうが安くなることもしばしばあるので、往復の利用で宿泊を伴う場合は要チェックです!
更に、ANAスカイトラベラーズは、2月18日までの予約で最大5万円引きとなる「国内ツアータイムセール」を実施しています。
詳しくはこちらの記事で解説しています。
ANA海外・国内ツアーでタイムセール実施中│2月18日まで当日・直前はこれが安い!格安航空券サイトを利用するべきタイミング
一方、格安航空券サイトが最安となる場合もごくわずかに存在します。
当日や前日など直前に予約するなど、正規割引運賃が使えない場合です。
格安航空券サイトが最安となる仕組みは以下の通りです。
- 格安航空券サイトが株主優待券を仕入れ
- 株主優待割引運賃を格安航空券サイトが購入
- 利用者は、発券手数料を支払っても正規運賃よりお得に出かけることができる
株主優待航空券を販売している格安航空券サイトを、調査した中で一番安く販売しているサイトをご紹介します。
さくらトラベルは、予約検索画面で予約条件がわかりやすいこと、株主優待価格が安く抑えられていることなどからお勧めです。
直前の予約には是非ご利用ください。
番外編:クレジットカードでマイルを貯める
たまに飛行機を使うという方は、「クレジットカードでマイルを貯めて飛行機に乗る」という方法も検討してみてはいかがでしょうか?
ANAの国内線を早期に予約した場合、運賃は路線によりますが通常1万円前後となります。
普段の買い物をクレジットカードで行うと、国内線のマイルを使った航空券である「特典航空券」は簡単に取ることができるんです。
たとえば、月に10万円程お買い物や固定費の支払いでカードが使える一般的な一人暮らし世帯の場合、一年間で120万円決済する事となるので1.2万マイルがたまります。
これは、往復分の国内線航空券に必要なマイル数なので、普段の買い物をANAカードに変えるだけで、旅行ができるという事になるんです。
かかる費用はANAカード年会費の2,000円と100円で1マイルがたまる「10マイルコース」の会費5,000円だけ。
是非活用してみてください。
国内旅行を企画するとき、「航空券は公式サイトが最安」「ホテルも使うならダイナミックパッケージのほうがお得かも」この2つを思い出すと、お得に旅行ができます。ぜひお試し下さい!
コメントを残す